本稿の目的は、 未だ學界に知られていな詩選集「宇珠」を紹介し、 「宇 .环の價値を明らかにすることである。 「宇珠」は、 應敬という人物が彼の 祖母と真外會祖父母(父系祖母方の會祖父母)のを選編したものであり、 計53首の詩が集められている。 應敬の異外曾祖父母は、 金盛達とその側室 ·蔚山李氏であり、 應敬の祖母は彼等の長女と推定される。 「宇弥」に載せられている作品は、 ほとんどが新しく發見された詩ある 。 そのうち2名の女性詩人は、 側室とその子という分であるにも關わら ず、 彼等の詩が選ばれたという事實は、 李朝時代の女性の文學活動「重視 される一面があったことを示している。 特に「宇珠」は、 金盛達家の女性たちがどのような環境で文學的素養を積 んだのかを示す具體的な資料である。